平和公園・運動施設エリアの再配置
「松山町陸上競技場トラックは存続を」と要望

議会だより

長崎と佐世保を1時間で結ぶ道路の整備計画が進んでいます。地域高規格道路「長崎南北幹線道路」という道路で、3月25日に区画の一部(茂里町~滑石、延長5.3km、事業費約685億)が国土交通省から新規事業化の認可を受けました。

滑石にインターチェンジが設けられ、道路事業の影響を受ける地権者からは、説明会のなかでは県に対して事業の必要性や妥当性に疑問があると反対の意見も出されていました。

また、松山の市民プールやスポーツ施設も道路事業の影響を受けるため、長崎市は今年度1300万の予算を計上し、再配置基本計画を策定する予定でしたが、「拙速に結論は出せない」として2月議会で予算を繰り越しし、新年度の早い時期に策定するとしています。3月下旬に予定していた第3回検討委員会も市の都合で延期されています。

先日、松山の陸上競技場トラックを利用している方から「400メートルトラックがなくなると困る。高校生や実業団も利用している」との要望が寄せられ、市土木企画課にトラックの存続を要望しました。市が示す再配置案の検討の中で吟味すると回答がありました。 

赤迫JRと市道の立体交差、3月25日から供用開始に

JR西浦上駅から少し北上したところ、鉄道の下を通って市道と市道を結ぶ立体交差工事が完了し、3月25日から通れるようになっています。この立体交差は、西町交差点の交通対策として西町踏切の立体交差が検討された結果実現不可能となったことを受けて、間接的な対策として計画されたものです。

私が1期目のとき2008年の議会で要望し、その際計画の説明がありました。その後事業化され、13年約10億円かけ整備がようやく完了しました。大橋や住吉、赤迫を通る国道206号の交通量を多少減らす効果も期待されます。

抜本的な西町踏切の交通対策としては、市道清水町白鳥町1号線の整備も取り組まれています。 

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