6月市議会・一般質問のアーカイブ動画が、長崎市議会のyoutubeチャンネルにアップされました!
今回の一般質問では、物価高で大変な状況に置かれている市民の声を届けました。市内でも、備蓄米の販売に行列ができるなど、お米の高騰は本当に深刻です。せめて低所得者や子ども食堂に対してお米券の配布で支援をと求めました。
消費税の減税についても取り上げ、不公平な税制をただし、税のゆがみをなくせば、消費税減税の財源はつくれると訴えました。
いじめ対応の問題については、長崎市でははじめて2023年度にいじめ重大事態が発生したことをうけて、その対応の問題やガイドライン改訂による基本方針の見直しについて質問しました。
いじめ重大事態の件数の取り扱いについては、文科省に報告したからよいとするのではなく、発生件数の変更がなぜ生じたのか、検証が必要だと思います。
今回、いじめのことを調べるに当たって、党のこれまでの政策もそうですが、小森美登里さんの著書「いじめに対する大人の誤解」(新日本出版社、2024/12)から多くのことを学びました。
長崎市いじめ防止基本方針を見直すとの答弁がありましたが、どう見直され、学校現場にいかされていくのか、注目していきたいと思います。
学校体育館へのエアコン設置については、体育館で部活動の指導をされている方から「去年は2度も熱中症になりかけた。練習を控える時間がかなりあった。夏場の体育館は避難所としての役割を果たさないと思う」との声が寄せられ、空調整備の早期実施を求めました。国の方針が示されたこともあり、教育長からできるだけ早急に対応するとの答えがありましたが、早期導入を求めていきたいと思います。
産業遺産ガイダンス施設の展示については、平和のとりくみの問題として、長崎市の歴史認識や日本の植民地支配の精算にかかわる大事な問題だと思い、今回、質問しました。戦後80年の今年、歴史を直視する立場に長崎市がたつことを求めます。
学校の教室確保の問題については、鳴見台小学校の保護者さんから「通級指導教室がどうしてないのか」との声が寄せられたことがきっかけで、状況を聞いていったところ、特別支援学級や校内別室支援の教室の不足も心配されるということがわかり、とりあげました。通級がないことについては、県教委からの配置がなかったことが一番の理由ですが、教室も確保されていないため、引き続き、対応を求めていきます。
介護保険と障害福祉サービスの適用関係については、国の通知のそった対応を長崎市がしていないという市民からの相談があり、質問をしました。現在、障害福祉サービス支給の新たな基準を整備しているとの答弁がありましたが、生活実態に即した運用を求めました。
今回は、質問の時間配分が想定と違い、思っていた以上に時間が残ったため、自席からは要望するだけになると伝えていたのに実際には質問となったために、迷惑をかけたところもあったと思います。反省として次回にいかしたいと思います。
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