長崎市には、2つの世界遺産がありますが、その1つは明治日本の近代化産業革命遺産です。グラバー園や小菅修船場跡、ジャイアント・カンチレバークレーンなどとあわせて、高島炭鉱と端島炭鉱も構成遺産となっています。
歴史研究者の竹内康人氏によると、1938年からの戦時強制動員体制のもと、高島と端島の炭鉱には、朝鮮人約4,000人、中国人約400人が動員されています。ユネスコは、産業遺産を世界遺産に認定するにあたって歴史全体の発信を大切にしています。「人の心のなかに平和のとりでつくらなければならい」とするユネスコ憲章にもとづくものです。
ところが、グラバー園にある世界遺産のガイダンス施設の展示には、こうした戦時強制労働の説明は一切ありません。戦後80年の今年、歴史を直視し、侵略戦争と植民地支配の反省にたった展示に見直すことが長崎市には求められます。
つつい涼介・参院比例合同事務所開き
いよいよ7月は参議院選挙です。長崎選挙区予定候補のつつい涼介さんと参院比例の合同事務所開きが6月6日にありました。場所は、扇町の党長崎県委員会です。
各後援会から政治を変える決意が語られ、被爆者の田中安次郎さんから「筒井さんは行動力、企画料、実行力のある素晴らしいひと」と激励のスピーチが送られました。
税のゆがみをただして消費税減税を、医療費抑制政策ストップ、農業予算を増やして価格保証と所得補償で農家を守り育てる農政への転換を―参院選は国民の願いにこたえる政治に変えるチャンスです。私も全力でがんばります。
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