長崎市は22日、三方山産業廃棄物処分場パイロットプラント原水の総水銀が環境基準値超過していたことを発表しました。
長崎市が行っている3ヶ月ごとの検査で、5月12日に採水したものを検査した結果、19日に速報値として0.0012と環境基準値(0.0005)を超えていたと検査機関から連絡があったとのことです。事業者が毎月している検査においても、13日に採水したものがこちらも速報値ですが基準値を超えていたそうです。
そして、パイロットプラント停止に向けたフローにそって、パイロットプラントを23日から再稼働します。今回の処理量は1日30トンとのことです。
パイロットプラント原水での環境基準値超過は、2023年1月6日以来で、このときは0.0007 でした。
フローにもとづきパイロットプラントが停止されたのが24年10月14日ですが、今回の検出と停止の関係性や原因の分析、再発防止策については、今後、環境保全委員会を開いて議論するということで、開催の協議を進めているとのことです。
神浦ダムの上流に位置するだけに、市民の命と健康に関わる問題です。私も市民団体のみなさんといっしよに、NO.4の地点での基準値超えをうけてパイロットプラントの再稼働を要望してきましたが、長崎市と委員会は環境保全委員会が定めたパイロットプラント停止フローそのものや再稼働処理量の妥当性も含めて協議、検討してほしいと思います。
コメント