決算審査 市民の水がめや林道農道の管理に責任を果たせ

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長崎市議会は昨年度の一般会計などの決算について閉会中審査を行い、12、13日と環境経済員会が開かれました。

私は質疑のなかで、有害廃棄物が埋められている三方山の環境保全対策費(水質検査費、水質保全委員会開催、計358万)、林道の管理(約800万)などについて質問しました。

三方山水質保全委員会は存続を

三方山廃棄物最終処分場は、神浦ダムの上流に位置し、災害ゴミなど有害廃棄物を詰め込んだコンクリート升が大量に埋められ、地下水から環境基準を超える総水銀が検出されてきました。廃棄物事業者の元従業員や地元住民らが裁判を起こし、長崎市や事業者と和解した内容の1つが水質保全委員会の設立でした。委員会は、2008年3月に始まり、総水銀の処理方法や検出原因の解明など取り組まれてきました。

今年2月に環境基準を下回る状況が確認されましたが、超える数値も検出されており、委員会の役割は今後も重要と指摘し、次年度以降の存続をと求めました。引き続き、市民の水がめである神浦ダムの水質保全に関わるため、三方山ゴミ処理の根本的な解決を要望します。

林道管理、木や草の伐採を迅速に

琴海にある林道の草刈りを市に要望しても実施まで3,4ヶ月かかる、早くきれいにしてほしいとの声が寄せられ、北総合事務所に要望し、9月に除草されました。決算審査のなかで林道管理費は足りていないのではないかと指摘したところ、中央総合事務所の担当理事より「800万では、要望に応えきれていないと思っている。速やかに対応できるよう努力する」との答弁がありました。林道の周囲で暮らしている方は少なくなっているが、同じ市民であり、安全に通行できるようしっかり管理してほしいと要望しました。

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