災害から命を守るには 地域の防災講座で避難所利用体験を通して学ぶ

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連日の酷暑ですが、お変わりありませんか。ご近所の方が「のどが乾いていなくてもコップの水がおいしく感じる。水分補給って大事」とおっしゃっていました。熱中症で命を落とす事故も各地で起きています。気をつけて過ごしましょう。

7月29日に滑石小校区連合自治会主催の防災講座が滑石公民館でありました。私も所属する長崎市消防団第1分団にも協力要請があり、消防器具の紹介とポンプ車展示をしました。

防災講座は、長崎市の防災危機管理室が進行し、テーマは避難所利用体験でした。参加者が6人のグループに分かれて、危機管理室が準備した資料を使って机上訓練のように行われました。大雨で避難所を開設したと想定して、さまざまな住民が公民館に避難にきて、どの部屋に誘導していくのか、避難者から出される要望をどう解決するのか、熱心に話し合いが行われていました。

防災講座のあとのポンプ車の案内にも、多数の参加と質疑応答があり、防災についての関心の高さを実感しました。自助や共助が強調されがちですが、避難所運営も公助の質を高めることが必要です。

 2年前の土砂崩れ現場の調査(外海赤首町)

外海の土砂崩れ現場の近くに家屋を持つ方から、現場調査の相談が寄せられ、27日に県振興局の2部署、市の土木防災課など3部署の調査に同行しました。現場で3時間半かけて調査と意見交換をし、排水の改善や工事検査の妥当性、防災マップへの記載など2週間をめどに文書で回答することとなりました。

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