熊本地震につづき、千葉では大雨による被害が広がっています。被災された方々に心からお見舞いを申し上げます。
8月9日の長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典では、鈴木市長が核廃絶を力強く求めました。被爆者代表の本村チヨ子さんは6歳の時、当時の福田村で原爆を受けたそのときの体験を語り、昨年訪米し、広島や長崎の原爆を設計、組み立てが行われ、現在も核兵器の維持管理や科学技術・安全保障の研究拠点となっているロスアラモス国立研究所などを見学、職員とやりとりしたことを紹介し、「人と人が分かり合うためには対話しかないことを改めて実感した」、「平和とは命を守ること、命とは何よりも優先されるべきもの」、「命の限り平和を叫びつづける」と訴えました。大きな拍手が会場を包みました。
あいさつに立った高市早苗首相は、「我が国は、非核三原則を堅持しており、『長崎を最後の被爆地に』という誓いの下、唯一の戦争被爆国の使命として、核兵器のない世界の実現に向けた現実的かつ実践的な取組を推進している」と述べました。核兵器禁止条約に言及さえせず背を向けているのに、首相の言葉はとても空虚に聞こえました。
首相との面談 被爆体験者には発言機会認めず
式典後の被爆者団体との面談では、非核三原則を「政策上の方針」と説明する首相に対して、被爆者から「国是であり法制化を求める」と要望。昨年に引き続き被爆体験者の団体には発言機会は認められませんでした。当事者の声すら聞こうとしない態度では、首相の資質が問われても仕方ないのではないでしょうか。


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