長崎市は今年2月に編成した補整予算のなかに新たに簡易トイレを購入するための費用を盛り込んでいましたが、開会中の9月議会で「財産の取得」の議案が上程され、22日の総務委員会で審査を行いました。
今回、簡易トイレを265台購入3,000万円で購入します。現在、拠点避難所となっている40カ所には簡易トイレが1台設置されているので、台数としては大幅に増えることになります。
質疑のなかで私は、当初予算では国際基準に照らした台数を確保するとして390台を取得するとの説明だったが265台の取得なった経過について尋ねました。担当者から、維持管理や消耗品への対応、規格の見直しにより国内製品に変更したため265台となったこと、入札による差金が発生したためそれを活用し460台ほどまでは準備できる見通しとの答弁がありました。
引き続き、国際基準(ソフィア基準)にそった避難所環境の改善を求めていきます。
地域の防災フェスタに参加
9月21日、市内北部地域の連合自治会が主催した防災フェスタに消防団として参加しました。放水や煙ハウス、布担架、ロープ結束など体験に加えて、昨年市が購入したVR機器をつかった体験もありました。能登半島の地震災害に対して長崎市から給水支援や保健福祉の分野で支援に取り組んだ報告も行われていました。

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