小学校の臨時休校で対応迫られた学童保育を訪問 現場の声をお聞きしました

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新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、長崎市でも今月4日から市立小・中・高校や特別支援学校の臨時休校となっていますが、子どもたちの居場所として放課後児童クラブ(学童保育)が朝から開所されています。突然の休校措置で、対応を迫られた学童事業所を訪ね、現場の声をお聞きしました。

市内西部のクラブでは、マスクや消毒液の在庫が切れて不安、学校から高学年は家庭で過ごすとの指示がだされ、どう過ごしているのかがわからない、低学年の子どもたちも交通公園や近隣公園が閉鎖され、遊び場の確保に苦労している、はやく利用再開してほしいなどの声が寄せられました。

市内北部のクラブにお邪魔すると、学校の配慮でグラウンドも体育館も学童で使わせてもらえるようになり助かっている、高学年も低学年の子どもも朝から学童にでてきいて、支援員の配置がシフトで対応できず、休みなく長時間の仕事になっていてきつい部分はあるなどの話を伺いました。

別のクラブでは、休校期間が長くなり子どもたちにも負担がでてきているように感じる、6年生は卒業遠足もなくなりかわいそうだった、春休みになって少しでものびのび過ごせる場所がつくれない考えていきたいとの声が聞かれました。

今回の訪問で、支援員の休みがまったくとれず子どもたちのみならず支援員さんの疲労困憊ぶりも深刻だと実感。ただでさえ不足している支援員の担い手確保にむけ行政の支援強化が求められます。

長崎交通公園の早期再開を要望

今回の訪問で出された、長崎交通公園の早期再開を長崎県に要望したところ、「再開は4月6日の予定。貸し出し遊具を消毒するための消毒液がなく現段階での再開は難しいと判断しているが、お寄せいただいた声も参考にし、早期再開も含め検討する」と回答がありました。

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