2月市議会・委員会審査
大型給食センターが稼働開始も問題点つぎつぎ

2022年2月定例会

2月市議会は、3月11日に閉会しました。(写真は、最終本会議で討論をしたときのものです)

長崎市の一般会計予算については、本来直営で運すべき市立図書館に指定管理を導入する点や出島メッセに傾注したまちづくりのあり方、3学期から操業開始となった北部大型給食センターの問題など指摘し、市民生活最優先の市政運営を求める立場から反対しました。

とりわけ、大型給食センターの課題が委員会審査のなかで浮き彫りになりました。学校給食については、衛生管理基準で調理終了から喫食終了まで2時間以内とすると定められています。しかし、給食センターでは、1月2月は給食センターが担当する多くの小中学校で、この基準に反して2時間を超える事態が発生していました。想定より配送に時間を要するため調理終了時間を計画より前倒していたの原因でしたが、現在は、給食センター内で食管を配送車に積み込む体制を強化し、調理終了を当初の計画に戻すことで、解決しているといいます。

教育委員会が各学校に実施したアンケート調査では、「喫食まで2時間以内の基準が守られていないのではないか」「うどんがのびている」「食器が小さくてもちづらい」「給食の量が多い日と少ない日で差が大きい」など意見が記載されていて、「センターの意義は、いまのところ経費削減としか思えない」といった指摘もありました。

給食センターの状況については、引き続き6月議会でも説明を受けることとなっています。学校給食についてのご意見、ご要望、ぜひお寄せください。

道路と側溝の段差が解消

日曜版読者の方から1月、道路と溝の間に段差があるとの相談が寄せられ、市地域整備1課に改善を要望したところ、このほど整備されました。

地域のお困りごとなどお気軽にお寄せください。 

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