党の会議は異論ばかりなのに…

blog

先日、あるしんぶん赤旗日曜版読者から電話がありました。

党首公選制を訴えた党員を日本共産党が除名したことから、「異論を言ったら除名はよくないのでは」とのことでした。

私は、除名処分を受けた人は、異論を言ったから除名されたのではないこと、安保条約の条件付き是認や党首公選制はいまの日本共産党の綱領や規約を変えることにになるのに、党内で意見することをせずに急に外から言ってきて党を攻撃しているから処分は当たり前のことと応じました。

党の会議で、政策や対応について、方針や決定に対して異論がでることは普通にあることです。

「政党助成金を受け取ればいいのに」、「攻撃を受けたら自衛隊を活用するというのは、解消を目指しているのに疑問」、なかには「やっぱり共産党という名前がよくない」という意見もあります。

でも、異論を言ったために処分をうけた人は一人もいないでしょう。いろいろ意見をだしあって、そのなかで党の立場や政策の理解お互いに深めて、その方向で取り組もうとだいたいの場合なります。

そうならずに、党を離れることになった人もゼロではないですが、やっぱりいまの大企業いいなり、アメリカいいなりの政治から国民が主人公の政治に変えるには共産党が大きくならなくてはと前向きになる場面がほとんどです。

今週のしんぶん赤旗日曜版に憲法学者の小林節さんのインタビュー記事が掲載されていました。今回の除名処分に関する大手新聞らの社説に対して、大軍拡を止めるために頑張る共産党をバッシングしていると指摘しています。ぜひ多くの方に読んでほしい記事です。

電話をくれた読者の方にも感想を聞いてみようと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました