「あぐりの丘」子どもの遊び場に関する基本計画策定費を審議

2019年6月定例会

6月市議会も委員会審議が終わり、11日の最終本会議を残すばかりとなりました。

私が所属する教育厚生委員会では、原爆資料館や北公民館に指定管理者制度を導入するための条例など条例議案を7件、陳情を2件、一般会計補正予算など審議しました。

原爆資料館、北公民館の指定管理化は、それぞれの施設がもっている役割から市の直営での運営が一番のぞましいと判断し、反対しました。

今回の補正予算では、あぐりの丘に子どもの遊戯施設を整備するための基本計画策定費が盛り込まれました。あぐりの丘の活用については、日本共産党市議団も昨年の政策要求で、子どもの遊び場の充実を求めていました。

基本計画策定費は1,000万。最初に、すでにある施設の状況をふまえて、新たな全天候型施設の建設場所を決めるための施設全体の整備イメージを作成し、そうした整備イメージを踏まえ、全天候型施設の規模や機能、設備内容、導入する遊具などの基本計画を策定するといいます。

委員会の質疑で私は、規模や機能がまっしろな状況で、建設場所が決められるのか、どういった遊戯施設にしようとしているのか、考えている類似施設はないのか、尋ねましたが、基本計画をつくるなかで事業規模も考えていく、イメージが先行するとよくないので具体的な類似施設の名は言えない、計画策定の途中で市民の意見をもらいながら作り上げたいというような答弁でした。いま家族連れで賑わっているのは、駐車場の無料化や「飛び石の池」の整備など遊具が充実されたことが大きく、その部分は継続するよう求めました。

全天候型子どもの遊戯施設は、2021年1月から供用開始の予定で、「あぐりの丘」の名称もこどもの丘(仮称)のようにかわり、いまのあぐりの丘の全体に指定管理者制度を導入しようとしています。

委員会では、これまで体験型農業施設として充実させてきたあぐりの丘にある障害者支援事業所や市民協働の各団体と十分協議したうえで指定管理にしてほしい、有害鳥獣対策の部署は残すべき、指定管理ありきではなく諫早の「こどもの城」のように公が管理し無料で利用できるよう開始時は直営での運営を考えてほしい、などの意見が出されました。

子ども子育て施設として、多くの子どもたちに楽しんでもらえる施設になるよう、これからも求めていきたいと思います。

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