9月市議会・一般質問で、避難所開設や運営の改善を求めましたが、先日、新聞報道を見た方からある避難所での職員の対応について話を聞いてほしい、市役所に意見を届けたが何の回答もないと連絡をいただきました。
その避難所は、小学校の体育館でしたが、体育館内にトイレがなく、台風が通過する6日深夜から7日にかけて避難者がトイレの利用を避難所職員に相談しても危険だからと当初利用させてもらえず、30分ほど職員とやりとし、制止を振り切る形でともに避難してきた家族の介助でトイレを使うと、トイレを我慢していた別の30名も同様にトイレに付き添った、職員はただいるだけで危険だからと言いながらヘルメットも貸してくれなかった、扇風機の数も少なかった、毛布も足りなかったなどの意見です。
「避難所職員に状況に応じた対応を」
5日に、相談を寄せてくれた方と防災危機管理室で人事課長と担当主幹から回答を受けました。回答では、「避難された方が、担当職員の対応により不快な思いをされたことに対し、お詫び申し上げます」としたうえで、「各避難所における課題を十分整理・検証し、より適切な運営方法を検討していく」、「(小学校など)施設管理者と、課題解決に向けて検討を行う」。避難所運営に従事する職員については「状況に応じた対応ができるよう認識させるとともに、非常事態においても適切な対応が行える体制を整え、市民の皆さまが安心して避難できる避難所運営に努めていきたい」とありました。
今回寄せられた意見も踏まえて、台風10号での避難所運営の経験が安心して避難できる避難所運営につながっていくよう、備蓄物資の強化なども含めこれからも取り組んでいきます。
写真は、ガラスが崩落した香焼中・体育館を視察する大石市議と安江あや子長崎1区予定候補。
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