26日、「ヒバクシャ国際署名」が長崎県内で目標の50万人を達成したことを記念する集会が爆心地公園で行われました(写真)。
私は街頭宣伝の予定と重なり、集会には参加できませんでしたが、先日の本会議一般質問で平和行政について質問し、署名の代表賛同人として市長の署名50万筆達成への受け止めを聞きました。
田上市長は「この署名は4年前に日本被団協などの呼びかけで始まり、その翌年に核兵器禁止条約が採択をされて、この条約にすべての国が加盟することを加えて求めてきた。長崎県内でも署名をすすめる県民の会が4年前の9月に活動を開始し、毎月26日に街頭署名活動をされている。私も参加をしたことがあるが、被爆者をはじめとする関係者のみなさんの熱心な取り組みに頭が下がる思いがした。4年間の地道な活動が実を結んで、目標としていた50万筆に達したことは、大変嬉しく思っている。核兵器禁止条約も被爆者の動きが源流になって採択された条約だが、今回この署名が呼び水になって条約に署名・批准する国が増え、あと6カ国となっている(今日現在であと4カ国)。一日も早く条約が発効することを心から願っている。今後も核兵器のない世界に向かって様々な皆様と連携しながら取り組んでいきたい」と答えました。
私も核廃絶の世論を大きくしていくために力を尽くします。
また、中川原爆被爆対策部長は、平和推進協会など各団体が一丸となって取り組めるよう方針や任務分担、連携の形などを「平和行政ビジョン」として整理し、再来年度までに策定することを明らかにしました。
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