9月市議会・最終本会議「出島メッセ長崎条例」(大型会議施設)に反対

2019年9月定例会

20日、最終本会議が開かれ、9月市議会委が閉会しました。本会議では、教育委員の任命など人事議案や補正予算案とともに、条例案の採決が行われました。

日本共産党市議団は、交流拠点施設(MICE施設)の設置条例である「出島メッセ長崎条例」案については、反対しました。

私が反対討論にたち、「長崎市や運営事業者が描いている会議施設の利用見込み、経済効果、雇用創出、所得向上などは未知数」「全国各地に会議誘致が取り組まれており、計画通りの誘致ができるのか不明」「近隣に開業予定のサッカースタジアム構想も詳細が発表されておらず、機能が重なる可能性は払拭されていない」と事業の妥当性に大きな問題があることを指摘し、「投入されようとしている巨額の事業費は、市民の暮らしのために使うべき」と税金の使い方を見直すことを求めて、条例案に反対しました。

採決の結果、自民系会派や公明党などの賛成多数で可決されました。今後も引き続き、大型開発優先のまちづくりではなく、暮らしや福祉の充実を求めていきます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました