教育委員会が教職員用ハンドブックを作成  ~性の多様性への理解と対応を考える~

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長崎市教育委員会はこのほど、「一人ひとりが違いを認め合い、自分らしく生きていく児童生徒の育成をめざして」と題する教職員用ハンドブックを作成し、各学校に送付しました。

これは、2月市議会の代表質問で、私がトランスジェンダーの児童生徒への対応について質問した際に教育長が「学習指導案の作成を進めている」と答えていたもので、先日完成したと報告がありました。

ハンドブックは、①多様な性のあり方、②用語解説、③大切にしたいこと、④学校生活における支援、⑤学習活動案集の項目からなり、性の多様性への理解を深めるとともに、学習指導の参考例も小学校低学年、中学年、高学年、中学校・高等学校用と発達段階に応じたものが紹介され、実践的な内容にもなっています。

今回のハンドブックも活用して、すべての子どもたちが差別や偏見もなく自分らしく成長していける教育につながっていくことを期待したいと思います。

大規模盛土造成地の緊急点検

長崎市は、熱海市での土石流災害を受けて、盛土造成地323カ所のうち土砂災害警戒区域(土石流)を含んでいる盛土造成地97カ所の点検を進めています。今回の緊急点検は、警戒区域と重なっている盛土造成地に限定していることや目視での点検にとどまっているため、引き続き、計画を超えた量の盛土造成など不適切な施工の有無も含めた点検も行うよう求めていきます。

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