農業など第一次産業は国土と地域を守り存続させる力 小松泰信さん(岡山大学名教授)が入党宣言で力説

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11月9日、「隠れ共産党宣言」(日本農業新聞ネット版コラム)で一躍注目を集めた小松泰信さん(農学博士)を迎えてのトーク集会が市内で開催されました。ちょうど11月3日付けしんぶん赤旗日曜版で小松さんの「日本共産党入党宣言」が掲載されたばかりということもあり、会場いっぱいの参加でたいへん盛り上がりでした。

ネット番組「とことん共産党」で司会をしている党本部勤務の朝岡晶子さんが進行役となり、トークは進められました。小松さんが党綱領の第一次産業の位置づけに触れて、以前は見向きもしなかった日本共産党を信頼するようになったこと、サポーターにはなっても党員までの距離は結構あると躊躇していた思いを乗り越えて入党の決断に突き動かされたのはなぜかなど党との出会いから入党に至る経緯から、農業をはじめ第一次産業の果たしている役割の大事さ、農業を立て直す処方箋まで専門家の立場からわかりやすい解説まで話は広がりましたが、軽妙なトークで聴衆を引きつけました。

休憩を挟んでの質疑応答で、「ためらいもあった党員になると決めたエネルギーは何だったのか」との質問があり、小松さんは「自分のなかでふらふらしていた気持ちがどこかにあったが、『岩盤倫理』の党の一員になることで、一本芯を通すというか、軸になるものを得たかった。なのでいまはすごくすっきりした気持ち」と答え、進行役の朝岡さんが「何度かお会いしたが今日が一番いきいきされている」と応じ、会場を沸かせました。

自分が党に入ったことを公表することで、農業や業界関係者のなかにも共産党への見方を変えて興味をもってくれる人が一人でも増えれば嬉しいとおっしゃっていました。どんどん発信していきたいです。

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