新聞労連・全国女性集会 「♯Me Too 私たちは変われるか」に参加して

活動

日本新聞労働組合連合(新聞労連、南彰委員長)が17日に開いた全国女性集会に参加し、メディアと性差別、日本社会における性差別について考えました。

集会では、2007年に長崎市幹部から性的暴行を受けたとして提訴した女性記者を支援する「長崎市幹部による性暴力事件の被害者を支える会」の発足を記念したシンポジウムが行われ、基調講演は作家の北原みのりさんが登壇されました。

北原さんは、性暴力被害者が提訴した裁判で原告が敗訴となる報道に接し、「何かしなければいけない」と東京駅に集まって、声をあげようとデモを呼びかけられ、それがいま全国にフラワーデモとして広がっています。北原さんは、韓国での民主主義を勝ち取る運動と結びつけて、「日本でも声をあげた人を支えられる社会にしたい。誰もが生きやすい世の中にしていきたい」とデモに取り組んでの思いを述べました。

シンポジウムでの意見交換では、メディアで働く女性記者ならではの悩み、それとどう向き合い乗り越えていこうとしているのか。会社で蔓延するちょっとした性差別、女性蔑視をやりすごさず、性被害の取材を通した記事にすることで報道機関内部の体質を変えていこうとした取り組みなど紹介されました。

いま、市議会でのヤジ(「被害者はどっちだ」)を巡って、原告や支援団体、新聞労組から発言者の特定、謝罪を求める要請がなされています。団長会議で対応の協議がなされていますが、発言者は自ら明らかにし、発言の撤回、謝罪をするべきです。

日本共産党市議団としても、長崎市に対して、裁判で争うのでなく被害女性の一日も早い救済をはかるよう政策要求で求めています。

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