6月市議会 11日から30日まで新型コロナ対策の補正予算11億1619万など

議会だより

 6月定例市議会が11日から始まります。11日には、新型コロナウイルス感染症対策の補正予算を審査、議決する予定となっています。

 今回のコロナ関連の補正予算は、11億1619万円で、中小事業者等一時金(第2期)や宿泊事業者等への支援金、乗合バスや路面電車、タクシー事業者への支援金などです。

 中小事業者等一時金は、飲食店の時短営業や不要不急の外出自粛の影響で、この4月5月6月のうちの2ヶ月が昨年または一昨年の同時期と比較して売上が2割以上減っている事業者が対象とされています。昨年開業し営業自粛していた方や売上が2割減に届かない場合は対象外となるため、要件の見直しを求める声が寄せられています。

 今回。市長が呼びかけた非常事態行動では、不要不急の外出自粛とあわせて、カラオケの自粛が強調されました。そのため、感染対策を行っているカラオケ店やスナックでも、長崎市のみならず長与や時津の店舗にも利用自粛が広がるなど、事業者からは「悪者扱いしないで」との声が上がっています。コロナ禍が長期化する中、いよいよ自粛と一体での損失補償が切実になっています。

ワクチン接種、(長崎市の)集団接種の13日から

 新型コロナのワクチン接種ですが、高齢者向けの接種状況は、6月6日現在で1回目16%、2回目1.3%となっています。13日から集団接種も始まります。特別委員会のなかで、接種会場を増やすことを求めましたが、6会場からさらに増やす調整を行い、また夜間(17時から20時)の接種も追加されることになりました。70代の方にも来週中には、接種券が届きます。接種を希望される方は早めに予約ください。

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