核兵器禁止条約発効から3年 核兵器禁止条約に参加する政府に変えよう!!

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核兵器禁止条約が発効して3年になります。核兵器禁止条約の会・長崎の主催で開かれた「発行3周年のつどい」に私も参加しました。

つどいでは、昨年11月から12月にかけてニューヨークで行われた核兵器禁止条約第2回締約国会議に長崎から代表団として参加された3人の方や軍縮会議でスピーチするなど精力的に平和活動に取り組んでいる高校生平和大使から会議の報告や活動報告を聞き、核保有国やその同盟国が依拠する核抑止力論に立ち向かい、核廃絶を前に進めるとともに、核実験の被害者救済に向けても各締約国に調査を求めるなど核兵器禁止条約の規範性や実効性が高まっていることを実感しました。

同時に、報告者のみなさんから、核兵器禁止条約に背を向ける日本政府に対して厳しい声があがりました。「アメリカに逆らえないからかと感じざるを得ない」、「せめてオブザーバーとして締約国会議に出席し、議論に参加すべき」など、条約発効3周年を喜ぶと同時に、怒りが広がるつどいとなりました。

ICAN事務局長「日本政府は核抑止力論の克服を」

前日には、ICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)のメリッサ・パーク事務局長の講演会があり、パーク氏も核抑止力論の危険性、誤りを厳しく批判。日本政府に対して「核抑止力にとらわれていては核廃絶をリードすることはできない」と強く指摘しました。

核兵器禁止条約第2回締約国会議には、日本共産党も代表団を派遣し、会議の成功に貢献しましたが、来年3月に行われる第3回締約国会議に向けて、日本政府が「核抑止力」という呪縛を断ち切り、核兵器禁止条約に一日も早く参加するために、力を尽くしていきたいと思います。

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