平和公園では、毎月9日にあわせてさまざまな平和の取り組みが行われています。県原水協(原水爆禁止長崎県協議会)では、核兵器禁止条約への参加を求める署名行動を行っています。今月最初の署名行動に、日本共産党の筒井涼介参院予定候補、大石ふみき市議といっしょに参加しました。
今日は、クルーズ船の入港がないせいか外国からの観光客の姿はまばらで、平和公園にくる人は少なかったですが、ノルウェーのオスロから来たというご夫婦(写真)やブラジル、台湾、オーストラリアなどから観光できた方々から署名が寄せられました。
署名行動のあとは、被爆者手帳友の会のみなさんが主催する平和の鐘をひびかせる行事に参加し、核兵器廃絶と反戦平和を願って、鐘をならしました。
平和の鐘をならす前に、友の会の朝長万左男会長からオスロで放射線によるDNA損傷と修復について発表を行ったという報告がありました。県原水協の大矢正人 代表理事からは「今年は被爆80年。80年新たな被爆地をつくらせなかった。被爆100年にしていくためには、とりわけ日本政府が核兵器禁止条約に参加することが必要。政府に参加を求めるひとを広げていく年にしたい」と決意を述べられました。
核タブーを確かなものにするためには、核兵器禁止条約(TPNW)にすべての国の参加、とくに日本政府の参加が必要不可欠です。その世論をより大きく広げて行きたいと思います。
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