不登校の子どもの居場所づくり 子どもと保護者のおしゃべり会に参加しました

議会だより

全国的に30日以上欠席する不登校の子どもが増加傾向にありますが、長崎市も同じく増えています。不登校の子どもが通う、学びの支援センター「ひかり」(旧適応指導教室、市民会館7階))の登録人数は、7年前と比べると3倍以上に増えて、約100人。市内全体で不登校の子どもは、この1学期で見ると小学校が179人、中学校が376人で、特に小学校は昨年の1学期と比べて1.5倍の増加です。

先日、市内北部で不登校の子を育てる保護者のおしゃべり会がありました。「どなたも参加オッケー」という形で月に一度、市営住宅の集会所をかりて開かれているもので、私もこれまで何度か参加しています。

おしゃべりの内容は、子どもの状況や過ごし方のことだったり、学校や保育園のこと、地域の公園のことなどさまざまです。夏休みの8月のおしゃべり会には、小学校の先生も来てくれたそうです。

いま、不登校は文科省においても問題行動とはみなされず、すべての子どもの社会的自立を支援することが課題となっています。子どもの願い、保護者の願い、学校(教師)の願いは必ずしも一致するとは限りませんが、おしゃべり会のように一人で悩まないですむ場所があることはとても大事だと思いますし、これからも大切にしていきたいです。

大シーボルト展(9/30~11/12、長崎歴史博物館)始まる

今年は、シーボルト来日200周年ということで、長崎歴史博物館では、特別企画展「大シーボルト展」が開催されています。9月29日には、開催式と内覧会があり、市議会環境経済委員会の一人として私も参加しました。今回は、最初の約6年間の滞在中、江戸往復の旅をはじめ日本国内でシーボルトが残してきた「足跡」を紹介する展示となっています。

お出かけになってみてはいかがでしょうか。

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