議会報告会を開催しました

2025年2月定例会

先日、市内の北部地域で堀江ひとみ県議とともに議会報告会を行いました。7月の参議院選挙でお世話になる、つつい涼介長崎選挙区予定候補も訴えました。

私は、市議会での党の議席の役割について、この2年間で10件の請願すべての紹介議員となってきたこと、党議員団のみ紹介した請願は8件に上ることなど報告しました。議会に届けられた請願は、消費税インボイス中止、松山陸上競技場の存続、難聴者への補聴器購入に対する助成など、どれも市民の切実な願いです。 これら8件の請願はどれも不採択という結果で、市民の声に背を向ける議会でいいのか問われています。実現するまであきらめず、引き続き、市民と議会をむすぶ役割を果たしていきたいと思います。

孫が修学旅行で大阪万博に行くのが心配

質疑応答では、「米価はなぜ下がらない?」「万博に中学生の孫が行くことになっていて不安」「荒れた耕作地を若い人たちの力で活用できないか?」など質問や意見が出されました。

大阪万博の会場である夢洲は産廃処分場だったエリアで、昨年3月にはメタンガスの爆発事故が発生するなど安全確保に大きな懸念がもたれています。

修学旅行での万博参加については、市や市教委に対して、予定変更の申し入れを行う予定です。

議会報告会で報告した内容は次の通りです。

 まず、この2年間の市議会におけるわたしたちの議席の役割についてですが、今日は、請願に対する対応がどうだったかという角度で報告したいと思います。市議会には、様々な団体や個人から請願を審査してほしいと相談が寄せられます。この2年間でみると、10件の請願が受理されています。請願の内容は、消費税インボイス中止、難聴者への補聴器購入に対する助成制度の創設、松山陸上競技場の存続、再審規定の見直し意見書などです。

 請願が議会にかけられるには、紹介議員が1名以上必要なのですが、実は、この10件とも、党市議団、中西か大石市議かのどちらかが紹介議員となった請願ばかりなのです。さらに、10件のなかで、党市議団だけしか紹介議員にならなかった請願が8件にのぼります。つまり、共産党の議席がもしなかったら請願が審査されない、市民の声、市民の要望が議論され、それぞれの議員のその要望に対する態度がわからなかった。まさに党市議団は市民と議会を結ぶかけはしとしてかけがえのない役割を果たしている。このことを多くの人に知ってほしいと思います。残りの2年間も、より多くの請願を届けられるよう取り組んでいきたいと考えています。 

 そして、より大事なことは、議会に届けられた請願がどうなったかです。採択されたのか、不採択だったのか。市民の声に議会はどうむきあったのか、これが問われます。先ほど紹介した、消費税インボイスの中止にしても、松山陸上競技場の存続にしても、市民の切実な願い、要求です。しかし残念ながら、これらは賛成少数、つまり反対多数で不採択とされてしまっています。

 共産党はなんでも反対、反対しかしない、そういう声を聞かれた方もいるかもしれません。しかし、この2年間不採択とされた請願にそういう反対の態度をとったのは、自民党や公明党、立憲や国民といった野党所属、無所属の議員です。採択すべきと賛成したのは社民やひとり会派、そして共産党です。私たちは市民の利益にかなっているかどうかを賛否の判断基準にしています。市民の声、切実な願いのこもった請願に背を向けて、何でも反対なのはどっちなのかと思います。あきらめず、粘り強く、市民の願い実現に力を尽くしたいと思います。

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