高齢者への補聴器購入助成、観光まちづくりなど

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8月19日から20日まで行政視察で港区と群馬県草津町を訪問しました。

港区では、高齢者への補聴器助成事業について、担当の課長さんから事業の内容について区民向けのパンフや申請書などをもとに丁寧に説明を受けました。対象は、①60歳以上、②医師(補聴器相談医)が補聴器装用を必要と認めた人、③聴覚の障害者手帳を持っていない人。対象機器本体(片耳1台分)とその付属品(電池、充電器など)の購入に対して、助成額は上限144,900円、住民税課税の人は購入の半額(上限72,450円)。助成の交付実績としては、非課税の人と課税の人の割合はほぼ1対1とのことでした。
 助成の状況は、2022年度523件・約5,445万円、2023年度443件・約4,330万円、2024年度360件・約3,520万円。利用者へのアンケート調査から、9割以上のかたが普段から補聴器をつけていること、多くの方が聞こえの改善に役立っていることなどがわかっています。

この事業の目的に、聞こえの改善を通して高齢者の快適な日常生活や社会参加の支援をしっかり位置付けていることは大事なことだと思いました。

草津町では、観光行政について、町長を先頭に温泉資源をいかした観光みがきに行政が主体となってとりくんできたこと、第3セクターの危機的な経営状況を立て直したことなど熱心に説明を受けました。今回お聞きしたことを長崎市政にもいかしていきたいと思います。

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